侍・ヌートバー死球に怒! 相手投手にらみつけバットを投げる

[ 2023年3月10日 21:48 ]

WBC1次ラウンドB組   日本―韓国 ( 2023年3月10日    東京D )

<日本・韓国>3回、ヌートバーが適時打を放ち塁上で絶叫しながらペッパーミルポーズ(撮影・篠原 岳夫)
Photo By スポニチ

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドB組は10日、東京ドームで行われ、日本は韓国と対戦した。「1番・中堅」で出場した侍ジャパンのラーズ・ヌートバー外野手(25=カージナルス)が第4打席で死球を受け、相手投手をにらみつけた。

 6回無死一、三塁の好機で韓国5番手の左腕キム・ユンシクの2球目が背中付近を直撃。バットを投げつけ怒りをあらわにした。

 4─3で迎えた5回1死一塁の守備ではキム・ハソンの遊撃後方の浅いフライに対し、敢然と頭から飛び込むダイビングキャッチ。抜けていれば同点のピンチを迎える中、ビッグプレーでチームを救う。ベンチでは大谷が両手で頭を抱えて「エグ」と話した。8-1で勝利した9日の中国戦でも、3回に中堅への浅いフライをスライディングでキャッチするプレーでチームを救った。

 打撃でも、0-3の3回無死一、二塁で中前へ適時打を放ち2試合連続安打を記録。一塁ベース上でド派手なガッツポーズと雄たけびをあげ、侍打線を鼓舞した。続く近藤も中越え二塁打で1点差。キム・グァンヒョンはここで交代となり、その後に吉田が中前へ逆転の2点適時打を放って一挙4点を奪った。侍打線に勢いを取り戻す投打の活躍となった。

 前日の中国戦でも2安打1盗塁とチームをけん引し、全力プレーや美技でも魅了。2戦連続でチームをけん引している。

続きを表示

この記事のフォト

2023年3月10日のニュース