大谷翔平　大チャンスで申告敬遠、場内大ブーイングも…　日本は逆転に成功

WBC1次ラウンドB組   日本―韓国 （ 2023年3月10日    東京D ）

WBC1次R＜日本・韓国＞3回、ブーイングの中、申告敬遠を受ける大谷（撮影・光山　貴大）
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　第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の1次ラウンドB組は10日、東京ドームで行われ、日本は韓国と対戦した。侍ジャパンの大谷翔平投手（28＝エンゼルス）は「3番・DH」で先発出場。第2打席で申告敬遠された。

　第1打席は空振り三振。3点ビハインドで迎えた3回、1点差に迫ってなおも無死二、三塁の大チャンスで第2打席を迎えた。しかし相手は申告敬遠を選択。場内からは大ブーイングが起きた。それでも日本はヌートバー、近藤の連続適時打、吉田の逆転適時打とこの回打者一巡の猛攻。一挙4点で逆転に成功した。

　WBC初出場の大谷は開幕戦となった前日の中国戦では3番に座り、投手兼DHとして出場。投げては4回無失点、打っては左中間フェンス直撃の適時二塁打を含む2安打2打点をマークした。日本は序盤こそ苦しんだが終盤は打線がつながって8－1で中国を下し、1勝を挙げた。