敦賀気比 大先輩・内海に8強入り届けられず 途中降板の上加世田「自分の意識不足」

[ 2022年8月17日 04:03 ]

第104回全国高校野球選手権大会第11日・3回戦   敦賀気比1-8聖光学院 ( 2022年8月16日    甲子園 )

<敦賀気比・聖光学院>8強入りならず、涙の上加世田(右)ら敦賀気比ナイン(撮影・北條 貴史) 
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 敦賀気比は、現役引退を発表した大先輩・内海(西武)に、昨年に続く8強入りとなる白星を届けることができず。2年先輩で中学時代から一緒にプレーしていた東哲平監督は「本当によく頑張った。素晴らしい努力の結果だと思う」とプロ通算135勝左腕をねぎらった。

 序盤から相手にペースを握られた。4季連続甲子園出場を果たした上加世田頼希(うえかせだ・らいき)は3試合連続で途中降板。東監督は「私の采配ミスでこんな試合になった。上加世田もよく投げた。投手としての彼を伸ばせてやれなかった」と振り返った。上加世田は「成長できなかったのは自分の意識不足。監督のせいじゃない」と悔しさをバネに次のステージに向かう。 (鈴木 光)

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2022年8月17日のニュース