日本ハム・根本 自己最長7回1/3、自己最多105球を投げ2失点の力投

[ 2022年8月17日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム1―2楽天 ( 2022年8月16日    札幌D )

<日・楽>力投する先発の根本(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムの高卒2年目・根本が自己最長の7回1/3、自己最多の105球を投げて2失点と試合をつくった。2勝目を挙げた前回登板、7日のオリックス戦の6回2/3、97球をまた更新。3敗目がついたが、新庄監督は「今日はちょっと成長させるために球数をマックスで投げさせようという気持ちがあった。よく抑えてくれましたよ」と評価した。

 指揮官による「ホームラン競争」の教えでこの2試合、以前のボール先行で苦しむ姿が消えている。緩い球を真ん中に投げ、打たせにいっても簡単には本塁打にならない…という話。走者なしでもセットポジションで投げる自分なりの工夫も加わり、「だいぶリズム良く投げられてきているかなと思います」と手応えが出てきた。

 4回無死二塁からの岡島への死球が唯一の四死球。走者をため、太田の2点二塁打で逆転された。スライダーで詰まらせながら、三塁後方に落ちるコースヒットだったが、「もう少し低めに投げるとか三振を狙いにいってもいい」と反省して次への糧にする。「いずれ100球くらいは普通に投げると思う。超えていかないと」と体力向上も誓っていた。

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2022年8月17日のニュース