引退発表の西武・内海が1回1安打無失点 「凄い緊張。正直、想像していない場面での登板だった」

[ 2022年8月17日 22:00 ]

パ・リーグ   西武3―5ソフトバンク ( 2022年8月17日    ベルーナD )

<西・ソ>8回に登板した内海(撮影・久冨木 修)    
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 前日に今季限りでの現役引退を発表した西武・内海が8回のマウンドに上がった。

 「いやあ、凄い緊張しました。正直、想像していない場面での登板だった。もうちょっと点差の開いた負けている場面かなと、勝手に想像していて…。まさか、まさかまさかという感じ」

 今季の1軍登板は約3カ月ぶり。リリーフでの登板は巨人時代の18年9月5日のDeNA戦以来となった。

 「凄い声援をもらって、僕の中でスイッチが入った。後押しをしてもらった」

 2点ビハインドの場面。大歓声に背中を押されてブルペンからマウンドに向かった40歳の左腕は落ち着いていた。先頭・中村晃を138キロの直球で投ゴロ。三森は119キロの内角のカーブに見逃し三振に仕留めた。

 続くは代打で39歳のベテラン・松田。合わせて79歳対決は三塁内野安打で出塁を許した。

 しかし最後は甲斐を116キロのカーブで三ゴロ。

 1球ごとに大きな拍手が沸き起こる中、内海は1回を1安打無失点の好投だった。

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