西武・内海 引退正式発表「全てがいい思い出。19年間本当にありがとうございました」

[ 2022年8月17日 05:30 ]

パ・リーグ   西武2―0ソフトバンク ( 2022年8月16日    ベルーナD )

試合前の練習でキャッチボールをする西武・内海
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 西武は16日、内海哲也投手(40)が今季限りで現役を引退すると発表した。球団を通じて「今の気持ちは“やりきりました”の一言。幸せな野球人生を送らせてもらいました」とコメント。引退会見とセレモニーは9月、本拠地ベルーナドームでの試合開催日に行う予定で「その場で感謝の言葉を直接お伝えしたい」とそれまでは投球に集中する。

 プロ19年目の今季はコーチ兼任となり、2試合に先発して0勝1敗。現役5位の通算135勝を誇る左腕は、中継ぎで12日から1軍登録されている。試合前はブルペンにも入って投球練習を行った。
 03年自由獲得枠で巨人入り。エースの地位を築き11、12年に2年連続最多勝を獲得。18年オフに炭谷のFA移籍に伴う人的補償で西武に移った。「全てがいい思い出。19年間本当にありがとうございました」と感謝した。

 ▼巨人・原監督 何日か前、電話を頂いてね。僕にとっても思い出に残る投手。頑張り屋だったし。エースとして君臨してくれた。本当にご苦労さんだったね、というところですね。

 ▼巨人・亀井外野守備走塁コーチ 苦楽を共にした戦友であり、何でも話ができる親友でした。ポジションは違いましたが、支え合ってつらい時期を乗り越えてきたことを思い出します。

 ▼巨人・阿部作戦兼ディフェンスチーフコーチ 初めて1軍に上がってきた時には、こんな偉大な投手になるとは想像もしていませんでした。年下でしたが、努力家で抜群のリーダーシップを備え、尊敬していました。

▼西武・高橋(6回無失点で7勝目を挙げ、8年目で通算50勝に到達)首位攻防戦で絶対負けられない戦いだった。(引退する内海とは)一緒にプレーできて学ぶことがたくさんあった。絶対に優勝して、内海さんに花を添えたい。

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