【甲子園】近江・山田 「素晴らしい打者」・浅野との球友対決に闘志「三振を狙いに行きたい」

[ 2022年8月17日 15:41 ]

近江・山田
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 甲子園通算10勝をマークした近江(滋賀)のエース・山田陽翔主将(3年)は高松商(香川)との準々決勝に向けたオンライン会見で、「先発なら、しっかりと試合を作ることに集中したい。ここからは簡単に勝てる相手じゃない。どれだけ粘れるかがポイント」と気持ちを高めた。

 1番を打つ浅野翔吾(3年)との対決はともにドラフト上位候補だけに、高校野球ファンはもちろん、プロも注目する勝負になる。昨年夏の甲子園中に連絡先を交換した“球友”。主将だけの参加となった6日の開会式でも再会していた。「特別な話はしていない。野球のこととか世間話を」と打ち明けたが、浅野を抑えることが試合のポイントだと、山田も理解していた。

 「素晴らしい打者との甲子園での対戦を楽しみたい。長打を許さないことが大事。三振を狙いに行きたい」

 ここまで3試合、すべて先発で376球を投げているが、「体は余裕がある」と疲労も感じていない。17日も含めて休養日が設定されているだけに、1週間で500球以内という球数制限にさほど神経を使わずに済んでいる。

 18日は恩師・多賀章仁監督の63歳の誕生日。「勝利をプレゼントするだけ」と言葉に力を入れた。

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2022年8月17日のニュース