広島 松山サヨナラ打で劇的決着!九里が9回無失点で白星呼ぶ コロナ禍チームが不屈の連勝

[ 2022年8月17日 21:49 ]

セ・リーグ   広島1-0中日 ( 2022年8月17日    マツダ )

<広・中>11回、サヨナラ打を放った代打・松山(中央)はナインから祝福される(撮影・岡田 丈靖) 
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 広島の九里亜蓮投手(30)が、17日の中日戦を9回無失点でしのぎ、サヨナラ勝ちを呼び込んだ。

 初回の2死一、二塁を無失点で切り抜けて、波に乗った。中日先発の高橋宏も快投を演じる中、九里も4回に連打を浴びた以外は完璧に近い内容。7回まで3安打無失点と一歩も譲らなかった。

 8回にはプロ初先発の韮澤の好守にも助けられるなど踏ん張り、9回まで134球の熱投で4安打無失点で切り抜けた。

 延長10回は栗林が3者凡退、11回はターリーが矢野の好守にも助けられ無失点で切り抜けると、その裏だった。2死二塁から代打・松山が代わったばかりの根尾の初球を中堅越えとなるサヨナラ打を放ち、見事に決着をつけた。

 チームは前日、佐々岡真司監督をはじめ、菊池涼、小園、野間ら主力、球団スタッフ3人を含め計11人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けた。この日も白浜、迎打撃コーチが陽性判定を受けるなど感染拡大が止まらない。そんな中、前日は森下が完封勝利を挙げ、この日も九里が奮闘してチームを支え、最後はベテラン松山の一振りで決着という劇的な幕切れとなった。

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