阪神・佐藤輝「いる選手で力を合わせてやるしかない。頑張ります！」　意地の一発でヤクルトに一矢

セ・リーグ   阪神2－4ヤクルト （ 2022年8月17日    神宮 ）

＜ヤ・神＞6回無死一塁、2点本塁打を放ち、ロハス（右）と喜び合う佐藤輝（中央）（撮影・平嶋　理子）
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　今季最長ブランクとなる61打席ぶりの左越え17号2ランを放った阪神・佐藤輝は、敗戦の悔しさを噛みしめながら前を向いた。大山、近本、中野らが不在の中、一身に期待を集めるが、チーム一丸で連敗脱出を目指すことを誓った。

　「いる選手だけでしっかり力を合わせてやるしかないので。頑張ります！」

　6回無死一塁から、高橋の直球を逆方向へ運んだ一発。3回には自身が2死満塁で遊飛に凡退した直後に、敵軍の主砲・村上の強烈な先制3ランを見せつけられており、一層、闘志を燃やしていた。

　「最近、全然打てていないので、毎打席どうやったら打てるのかを考えながら。久しぶりに打てたので、うれしかった」

　チームは8連敗の泥沼でも、ひと振りでファンを喜ばせられる存在感は別格。トンネル脱出を機に、アーチ量産態勢に入りたい。