【阪神・島本と一問一答】左ひじ手術から3年ぶり復帰 藤川球児に感謝「ずっとメンタルを支えてもらった」

[ 2022年8月4日 21:54 ]

セ・リーグ   阪神0-7巨人 ( 2022年8月4日    東京D )

<巨・神>6回、無失点に抑え、ベンチで汗をぬぐう島本(撮影・坂田 高浩)
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 左ひじ手術をした阪神の島本が3年ぶりに1軍登板を果たした。19年10月11日のクライマックスシリーズ・ファイナルステージ巨人戦の第3戦以来。6回に4番手でマウンドに上がり、中山を三振、山崎伊を右飛、吉川を遊ゴロに抑えた。

 試合後の報道陣とのやりとりは以下の通り。

 ―マウンド上がった気持ちは?
 「歓声がすごかったというか、頑張ってきて良かったなと思う」

 ―込み上げるものもあったか。
 「マウンドへ行く時は緊張していたが、歓声を聞いてリラックスしたというか」

 ―投球を振り返って。
 「どんどんストライクゾーンで勝負しようと思った。できたかなと思う」

 ―手術前との違いを感じるか。
 「ファームで投げていた時は色々変な感じがあったが、今は全くなく、以前と同じような感じでもっともっと投げていきたい」

 ―家族にはどんな報告をしたいか。
 「ずっと心配されていた。まだ1試合だけど、投げれる姿を見せられて良かった。いい報告ができたと思う」

 ―昇格はいつ言われたか。
 「昨日(3日)の夜」

 ―家族の反応は?
 「びっくりしていた。急だったので」

 ―お子さんは何歳に?
 「もうすぐ4歳。(プロ野球選手であることを)もうわかっている。家で応援してくれている」

 ―そう考えると、長い時間が流れた。
 「マウンド上がるまでは(復帰までの道のりが)長かったなと思ったけど、マウンドで投げてる時は、あまり時間が経っていないような感じで入れた」

 ―球団OBの藤川球児さんがツイッターでおめでとう、と。
 「まだケータイ見てないので。ファームで復帰した時は、状態や、今どんな感じとか、色々言ってもらった」

 ―アドバイスももらった?
 「手術する前から今までずっと色々なこと言ってもらったので、感謝している。治療器具を今も借りていて、ずっと使っている」

 ―心に残っている言葉はあるか。
 「毎回、連絡をもらっている。時間が経てば、投げられるようになるから―と。メンタルの面でずっと支えてもらってきた。“どうしても投げられないです”と、LINE(ライン)をしたときも、絶対に投げられるようになるから、地道にやれと言われた」

 ―4個目の背番号。
 「今日からまた、この背番号で活躍できるようにやっていきたい」

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2022年8月4日のニュース