広島 雨に“阻まれ”連敗脱出ならず…九里が打者10人完全投球も、無念のノーゲーム

[ 2022年8月4日 19:28 ]

セ・リーグ   広島―DeNA(雨天コールド) ( 2022年8月4日    横浜 )

<D・広>4回途中、試合中断となりベンチへ戻る九里(撮影・島崎忠彦)
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 連敗脱出を掛けた広島だったが、4日のDeNA戦は無念の雨天コールドとなった。

 断続的に雨が降り続く中、先発の九里が3回まで完全投球と奮闘した。だが、4回先頭の桑原を左飛に打ち取ったところで、雨脚が強まり、一時中断。打者10人を完ぺきに抑える立ち上がりを見せたが、このまま、試合は雨天のためノーゲームとなった。4回途中まで0-0だった。

 九里は不調もあり、7月30日の中日戦では中継ぎ登板。ブルペン待機できっかけをつかみ、今回の登板に臨んでいた。チームも6連敗中で、悪い流れをストップさせようとマウンドに上がったが、不本意な形で“終了”となった。

 試合前には、3日DeNA戦の走塁時に転倒した床田の「右足関節骨折」が発表された。床田は今季17試合に先発して8勝6敗、防御率2・84。森下と並んでチームトップの勝ち星を挙げているだけに、痛い離脱となった。連敗脱出に水を差されたチームには、まさにWショックとなってしまった。

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