ともに今季初昇格の阪神・島本&及川が意気込み 19年以来の1軍登板へ島本「1試合ずつアピール」

[ 2022年8月4日 17:11 ]

<巨・神>身体を動かす島本(撮影・河野 光希)
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 4日に1軍登録された阪神の島本と及川が、それぞれ意気込みを口にした。

 20年11月に「左肘内側側副靱帯(じんたい)再建術」(通称トミー・ジョン手術)を受け、育成契約も経験した島本は19年以来の1軍登板に向け、「もう後はやるだけなんで。1試合ずつアピールして、しっかりいいところで投げられるように」と力を込めた。今年5月29日のウエスタン・リーグ中日戦で705日ぶりに実戦復帰を果たし、6月20日に支配下復帰。ここまで2軍戦では計14試合に登板し1勝、防御率1・20の好成績を残してきた。

 また、高卒3年目の及川も今季初昇格。昨季はプロ初昇格を果たしてから1度も降格せず、39試合に救援登板と存在感を放ったが、今季は開幕前に右脇腹の筋挫傷を発症。ウエスタンでは14試合に登板して防御率5・11も、前日3日の中日戦では3者連続三振を奪う快投を披露するなど、フレッシュ球宴明けは3試合無失点と上り調子だ。「だいぶ状態は上がってきて、結構上がりきっているのかなと。そこを維持していくのが難しいところだと思うので。しっかり1試合2試合いいピッチングして終わりじゃなくて、継続してやっていけるように」と意気込んだ。

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2022年8月4日のニュース