阪神・島本 1039日ぶりの1軍公式戦登板で1回無失点 左肘トミー・ジョン手術から復活の一歩

[ 2022年8月4日 19:58 ]

セ・リーグ   阪神―巨人 ( 2022年8月4日    東京D )

<巨・神>4番手で登板した島本(撮影・坂田 高浩)
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 阪神・島本が公式戦では19年9月30日中日戦以来、1039日ぶりの1軍登板を果たした。5点劣勢の6回から4番手として登板。先頭の中山を138キロフォークで空振り三振に仕留めると、山崎伊も右飛に。最後は吉川を遊ゴロに打ち取って、3者凡退で役割を果たした。

 20年11月に「左肘内側側副靱帯(じんたい)再建術」(通称トミー・ジョン手術)を受け、同年オフに育成契約に。今年5月29日のウエスタン・リーグ、中日戦で705日ぶりに実戦復帰を果たし、6月20日に支配下復帰を果たした。2軍戦では計14試合に登板し1勝、防御率1・20の好成績を残し、この日1軍昇格したばかりだった。19年には63試合に登板した経験豊富なサウスポーが、3年ぶりの晴れ舞台で復活の一歩を踏み出した。

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2022年8月4日のニュース