ソフトB、悪夢再び…2日連続の3被弾 藤本監督「打たれすぎや」

[ 2022年8月4日 04:45 ]

パ・リーグ   ソフトバンク1―5日本ハム ( 2022年8月3日    札幌D )

<日・ソ>4回、アルカンタラにソロを浴びた東浜(撮影・高橋茂夫)
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 悪夢は繰り返された。ソフトバンク投手陣が2日連続の3被弾。今季被本塁打は81となり、日本ハム戦が24本で全体の約30%も占める。この状況に藤本監督は「一発がね。日本ハムにホームラン20何本も打たれている。打たれすぎや。3分の1をウチから打っているので、気を付けないといけない」と頭を悩ませた。

 先発の東浜は3回2死二塁、清宮に右中間へ先制2ランを浴びた。これでチームとしては7月22日オリックス戦から8試合連続の先制点献上だ。4回は2死後、試合前時点で今季3被弾を浴びていたアルカンタラに真ん中に入った147キロ直球を右翼席に叩き込まれた。またしても天敵に粉砕され、7回3安打3失点で5敗目。札幌Dでは自身14年以来の黒星となり「悔しいです」とコメントを残した。

 新加入の秋吉も悪い流れを断ち切れない。古巣相手に今季初登板も8回1死から清宮にダメ押し2ラン。「1軍のマウンドに戻ってこれたことは素直にうれしかった。次の登板ではしっかりと抑えて、チームの力になりたい」と雪辱を誓うしかなかった。

 打線は相手先発・上原に8回まで3安打無得点と手も足も出ず、チームは2連敗で8カード連続で勝ち越しなし。日本ハム戦は泥沼の6連敗で首位・西武とは2・5ゲーム差に広がった。さらに前半戦6勝を挙げた大関が精巣がんの疑いで手術を受け、今季絶望的な状況。窮地を脱するには一発病を克服し、打線が意地を見せるしかない。 (福井 亮太)

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2022年8月4日のニュース