大谷の6回途中3失点、指揮官は「スライダーが1球、真ん中に入ってしまっただけ」明日はDH予定と明言

[ 2022年8月4日 14:35 ]

ア・リーグ   エンゼルス1―3アスレチックス ( 2022年8月3日    アナハイム )

エンゼルス・ネビン監督代行(撮影・大森 寛明)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は3日(日本時間4日)、本拠地エンゼルスタジアムでのアスレチックス戦に「2番・投手兼DH」で今季18度目の投打同時出場。勝ち越し2ランを被弾し、6回途中3失点で、7敗目を喫した。登板試合の3連敗は日米を通じ自身ワーストで、またも、1918年のベーブ・ルース以来104年ぶりとなる同一シーズン「2桁本塁打&2桁勝利」は持ち越しとなり、連続試合2桁奪三振も「6」でストップ。「右前腕のけいれん」で7回の打席は代打を送られて途中交代となった。エ軍は1―3で敗れた。

 大谷は3回まで無失点に抑えたが、4回に三ゴロ失と暴投で無死二塁とし、マーフィーに右前適時打されて先制点を許した。味方打線が同点に追いついた直後の6回無死一塁からはマーフィーに左越え2ランを浴び、2死一、二塁としたところで降板した。5回2/3、99球を投げ、7安打3失点(自責2)、7奪三振だった。打っては3打席凡退して迎えた7回2死の第4打席で代打を送られて途中交代した。これで通算成績は、投手は18試合で9勝7敗、防御率2・83、打者は101試合で375打数95安打、打率・253、22本塁打、62打点、11盗塁となった。

 試合後、フィル・ネビン監督代行は、大谷の途中交代について「前腕が軽くつった」と説明し、「特に警戒するものではない。降板後も彼はベンチ裏でバットを振っていた。あすはDHの予定。今、本人と話したが、大丈夫そうだ」と話した。投球内容については「いつもと比べて奪三振は少なかったが、それでも、6回までに7。いい投球だった。マーフィーに対してスライダーが1球、真ん中に入ってしまっただけ」と評価していた。

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