都大島・白井兄弟の最初で最後の夏終わる　投手で3年の兄と捕手で1年の弟、うれしくも悔しいバッテリー

第104回全国高校野球選手権東東京大会・2回戦   都大島2ー9東京実 （ 2022年7月16日    大田 ）

＜東京実・都大島＞初戦敗退して整列する白井兄弟の兄・花実（左）と弟・仙之助
Photo By スポニチ

　最初で最後の兄弟バッテリーの夏が終わった。

　都大島先発の白井花実（はなみ＝3年）と捕手の弟・仙之助（1年）が東京実と対戦。5回まで2―2と接戦を演じたが、花実が6、7回に計7失点と力尽きて7回コールドで初戦敗退し「最初で最後のバッテリーはうれしかったけど、勝ちたかった気持ちがあります」と唇をかんだ。

　それでも、公式戦で初めて兄の球を受けた仙之助は「結果は残念だったが、試合をやっていく中で楽しくやれた」。スタンドで見守った父・清史さん（42）は「今日は一生の宝物です」と喜んでいた。