ソフトバンク東浜が昨夏代表の母校・沖縄尚学の健闘称える

[ 2022年7月17日 19:04 ]

ソフトバンク・東浜
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 ナオ先輩が、母校・沖縄尚学の大健闘を称えた。ソフトバンク東浜巨投手(32)が17日のロッテ戦前練習後に対応。沖縄県出身者初のノーノー右腕は沖縄大会決勝でライバルの興南に1―7で敗れた昨夏の代表校を労うとともに、次のステージでの躍進に期待した。

 「(球場への)出発前に(ライブ映像を)見ました。やっぱり、なかなかね、去年(夏の甲子園)に出て、今年も決勝まで来たことを、まず素直に称えたいと思いますし、その姿に僕らは力をもらっている。3年生はこれで最後になったけど、次のステージを思い出、経験を生かしてほしい」

 08年春の選抜でエースとして県勢2度目の全国制覇へと導いたが、3年最後の夏は沖縄大会決勝で浦添商に敗れた。亜大へと進んだ後に、プロ入り。敗戦があるから今があると後輩には訴えかけた。

 「悔しい思いを持ちながら、今、こうしてプロのマウンドに立てているので。そういう1つ、1つって、あとになって振り返れば、1つの大きな出来事が意味がある。負けたことにも意味があるので、次のステージで頑張ってほしいと思います」。ナオ先輩は、18日のロッテ戦に先発する。母校の分までいつも通り、大粒の汗をかきながら腕を振り抜く。

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2022年7月17日のニュース