興南 最速147キロ右腕で3年生エースの生盛が好救援 島袋コーチに感謝

[ 2022年7月17日 19:02 ]

高校野球沖縄大会決勝   興南7―1沖縄尚学 ( 2022年7月17日    沖縄セルラースタジアム那覇 )

<沖縄尚学・興南>優勝を決め喜ぶ興南エースの生盛
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 興南が4年ぶりの頂点に立った。最速147キロ右腕で3年生エースの生盛亜勇太(せいもり・あゆた)投手は6回から2番手で登板し、4回無失点に抑える好救援。力強い直球とスライダーを武器に5つの三振を奪った。前日の準決勝では初回途中から12回まで149球の力投。連投に「疲れはあったが、気持ちで投げた。リードしている盛島を信頼して投げていた」と振り返った。

 2010年に春夏連覇を達成した際のエースで、ソフトバンクでプレーし、昨年2月にコーチに就任した島袋洋奨コーチから「先に追い込んで自分の有利なカウントで進めるように」と助言を受けている。「早い段階で追い込んだことが、結果になっている」と感謝。甲子園では「チーム一丸で上を目指したい」と誓った。

 今年は沖縄が本土復帰50年でもある。我喜屋優監督は「沖縄の高校野球が本土と肩を並べて追い越すところまで来ている。節目の年にひと暴れしたい」と誓った。

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2022年7月17日のニュース