稲村亜美がマネジャーに急きょ電話「どうしましょう」 5人制野球日本代表に決定でタレントと“二刀流”

[ 2022年7月17日 18:06 ]

<ベースボール・ファイブ日本代表決定戦最終日>アジア杯出場が決まり、急いでマネジャーへ連絡する稲村
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 タレントの稲村亜美(26)が日の丸を背負う。男女混合5人制の手打ち野球「ベースボール・ファイブ(B5)」で初となる日本代表決定戦の最終日は17日、東京都新宿区の三角広場で行われ、稲村を擁する東京ヴェルディ・バンバータが優勝。決勝で5STARsを3―2で下し、第1回アジア杯(8月、マレーシア・クアラルンプール)出場が決まった。

 稲村は決勝に「5番・ミッドフィルダー(二塁ベース付近を守る中間野手)」で出場。守備では華麗なフィールディングを見せれば、打撃でも“神スイング”を披露し、1―2の初回第1打席で同点につながる出塁を果たした。

 優勝が決まると、元ソフトボール日本代表の長崎望未(30)らチームメートと歓喜の輪に加わった。「いや~、どうしましょう。現実味がなくて…。まさか、自分の人生で日本代表を背負うとは思わなかった」。すぐにスマートフォンを手にマネジャーへ連絡。電話の向こうからかけられた言葉は「本当におめでとうございます!でも、あ、スケジュールが…」。今後は8月17~19日のアジア杯に向けて日程調整が必要で、本業のタレントと“二刀流”に挑戦する。「どうにかします!アジア杯でも勝ち上がっていきたい」。次はアジア頂点を目指し、“神スイング”する。

 ▽ベースボール・ファイブ(B5) 野球を簡略化した新アーバンスポーツ。WBSCが17年、野球・ソフトボール振興の一環として発表した。元々はキューバの街中で「クアトロ・エスキーナス(4つの角)」という名称で遊ばれていた手打ち野球が原点。日本ではBFJとJSAが合同で公式事業などを行う。

 ▽B5の主なルール 1試合5イニング制。1チーム5人制で、選手登録は8人(控え3人)まで。公式国際大会では男女混合とし、守備では男女それぞれ2人ずつ以上がフィールドに立つ必要がある。守備位置は一塁手、二塁手、三塁手、遊撃手のほか、二塁ベース付近を守る中間野手(ミッドフィルダー)がある。打撃は自らボールをトスで手打ちする。本塁から斜め4・5メートル以内でバウンドすると反則打球としてアウト。空振り、ファウルは1球でアウトとなる。打球がフェアゾーンで一度もバウンドせずにフェンスに触れることや、フェンスを越えた場合も反則打球。

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