コロナ禍のヤクルト 悪い流れ止まらず今季初の5連敗 大量失点逆転負けでマジック再点灯またもお預け 

[ 2022年7月17日 21:16 ]

セ・リーグ   ヤクルト2ー10DeNA ( 2022年7月17日    横浜 )

<D・ヤ>6回、見逃し三振に倒れ引き揚げる村上(右)と松元監督代行(撮影・会津 智海)
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 リーグ首位のヤクルトは17日、敵地でDeNAと対戦し、初回に村上の適時打などで2点を先制するも逆転負け。20年10~11月以来となる今季初の5連敗を喫し、マジック再点灯はまたもお預けとなった。チームはこれで2位・広島と11・5差。首位独走は変わりないが、高津監督や山田ら主力多数がコロナ感染で離脱する苦しい状況が続く中、悪い流れから抜け出せなかった。

 初回、2死三塁で村上がDeNA先発・浜口が投じた144キロのストレートを捉え、右翼線へ適時二塁打。4番のバットで幸先よく1点を先制する。なお2死二塁で、この日1軍復帰したばかりのサンタナが遊撃にはじき返し、手術した足の影響を感じさせない激走を見せ内野安打に。すると2死一、三塁でオスナが中前へ適時打を放ち追加点を挙げた。

 7月2日以来の先発登板となったサイスニードだったが、2-0の初回、1死走者なしで桑原にソロ本塁打を打たれ1点を失うと、3回には無死一、二塁から佐野に適時打を浴びて同点とされる。さらに1死一、三塁から宮崎に二塁打を打たれ逆転されると、戸柱にも2点適時打を許して2-5とされた。結局サイスニードは5回に代打を送られ4回8安打5失点でマウンドを降りた。

 5回からマウンドに上がったヤクルト2番手・宮台は直球を軸に強気の投球。佐野、牧、宮崎のクリーンアップを3者凡退に斬る。しかし6回に暴投で1点を失うと、1死満塁から桑原に2点適時打を浴びたところで降板となった。後を受けた今季初登板の杉山も2点を失い、結局この回5失点。2-10とされる。

 打線は2回以降は得点を奪うことができず。好守に精彩を欠いたヤクルトは逆転負けで今季初の5連敗を喫した。

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