元虎ドラ2の一二三慎太氏がNPBトライアウト受験へ「全力を出し切る」 投手で入団もプロでは登板できず

[ 2022年7月17日 14:10 ]

阪神時代の一二三慎太氏(左は当時の掛布2軍監督)
Photo By スポニチ

 元阪神タイガースの一二三慎太氏(29)が17日、12球団合同トライアウトを受験する意向を表明した。

 自身のインスタグラムにミズノ社のグラブとボールの写真を添えて「プロ野球合同トライアウトに向けて 野球から離れて5年 ピッチャーから離れて11年 肩の手術2回 ピッチャーとして入団したのに一度もマウンドに立てず、ブランクはあれどもう一度だけマウンドに立ちたかったため、この日のためだけに全力を出し切ります」と記した。

 一二三氏は東海大相模高で現巨人の大城とバッテリーを組みエースに成長。3年夏の甲子園では準優勝に輝いた。10年のドラフトで投手として阪神から2位指名を受けて入団。しかし、プロ入り後は度重なる右肩の故障に悩まされ2年目の12年に評価の高かった打力を生かして野手に転向した。しかし、打者としても結果は残せず1軍昇格を果たせぬまま16年に戦力外通告。現在はパーソナルジムでのトレーナー職についていた。

 プロの投手として果たせなかった目標を達成するため、プロ復帰というよりはトライアウトのマウンドに立つことが大きな目標になるようだ。

続きを表示

この記事のフォト

2022年7月17日のニュース