パドレスがナ・リーグ西地区でドジャースを抜いて首位 強みは6人で回すローテーション

[ 2022年6月17日 11:26 ]

パドレスのマスグローブ(AP)
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 パドレスのジョー・マスグローブ(29)が16日(日本時間17日)、シカゴでのカブス戦で今季12試合目の先発登板、7回5安打2失点、9奪三振1四球と好投した。チームも6-4で4連勝。41勝24敗でナ・リーグ西地区でドジャースを抜いて首位に立った。シーズン開幕3カ月目で地区首位に立つのは2010年以来。MLB公式サイトが報じた。

 パドレスの好調の理由は、シーズンの大部分で採用する先発投手の6人のローテーションが上手く機能していること。マスグローブは12度の先発で中4日で投げたのは3度だけ。ダルビッシュ、マナイアは12度の先発で2度だけ。マルチネスは9度の先発で2度だけ。ゴアは9度の先発で3度だけ。ほかにスネル、クレビンジャーらが先発しているが、中4日は一度もない。先発ローテの防御率3・23はドジャース、ヤンキースに次ぐ全体3位。しかも長いイニングを投げ、先発投手が7回を投げ切ったのはこの試合で16度目だ。

 今季の登板試合全てクオリティースタートで、負けなしの8勝0敗、防御率1・59のマスグローブは「余分に休みをもらっているから、長いイニングを投げられる。ブルペンを休ませることもできる」と話している。マスグローブは7イニング以上は5試合、ダルビッシュも5試合、マナイアは4試合となっている。

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2022年6月17日のニュース