大谷翔平 5勝目&自己最長タイ11戦連続安打にファン「連敗阻止はさすが」「この勝ち方が一番いい」

[ 2022年6月17日 14:20 ]

ア・リーグ   エンゼルス4―1マリナーズ ( 2022年6月16日    シアトル )

<マリナーズ・エンゼルス>先発登板した大谷(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は16日(日本時間17日)、敵地T・モバイルパークでのマリナーズ戦に「3番・投手兼DH」で今季11度目の投打同時出場。投げては6回3安打無失点で5勝目、打っては自己最長の11試合連続安打するなど今季17度目のマルチ安打を記録し、またもチームの連敗脱出に貢献した。エ軍はトラウトが2本塁打で大谷を援護、4―1で勝利し連敗を3でストップ、ビジターゲームでの連敗も11で止まった。

 大谷の活躍でまたも連敗が止まったことに、ネット上には「連敗阻止はさすが」「投打の主役たちが頑張ってくれましたね」「安心して見れました」「大谷が好投してトラウトが打ってイグレシアスがシャットアウト!この勝ち方が一番いいな!」など、トラウトの2本塁打や9回を3者連続三振で締めたイグレシアスを評価する声も上がった。

 再び連敗ストップを託されてマウンドに上がった大谷は立ち上がりの初回、2死から四球と安打で走者を出し、暴投で二、三塁したもののラリーを一ゴロ。2回は連続三振後、安打されたが、ムーアを左飛に打ち取り、2点のリードをもらった直後の3回は3者凡退。4回は先頭のスアレスに右前打されたが、後続を抑え、5回は3者凡退に抑えた。6回は1安打されたが無失点で切り抜け、この回で降板した。

 打っては、初回1死一塁の第1打席はマ軍の先発右腕カービーの前に投ゴロに倒れたが、3回2死の第2打席で右前打し、4日(同5日)のフィリーズ戦から続く連続試合安打を自己最長タイの「11」に伸ばした。5回2死の第3打席でも左前打して2試合ぶり今季18度目のマルチ安打を記録した。7回2死の第4打席は左腕ブルッキーと対戦しニゴロだった。

 前回登板の9日(同10日)のレッドソックス戦では「2番・投手兼DH」で先発。打っては5回に12号逆転2ランを放つなど2安打2打点、投げては7回4安打1失点で4勝目を挙げた。登板試合の決勝アーチは自身初めてで、球団ワースト記録を更新中だったチームの連敗を14で止めていた。

 前日15日(同16日)のドジャース戦では「3番・DH」で9回にチーム初安打となる右翼線三塁打を放つなど4打数1安打。この日の試合前までの通算成績は、投手は10試合で4勝4敗、防御率3・64、打者は62試合で239打数62安打、打率・259、13本塁打、37打点、7盗塁となっていた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年6月17日のニュース