大谷翔平 自己最長タイ11試合連続安打!17度目のマルチもマーク「3番・投手」二刀流

[ 2022年6月17日 12:38 ]

ア・リーグ   エンゼルス―マリナーズ ( 2022年6月16日    シアトル )

<マリナーズ・エンゼルス>3回、大谷は右前打を放つ(撮影・篠原岳夫)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は16日(日本時間17日)、敵地T・モバイルパークでのマリナーズ戦に「3番・投手兼DH」で今季11度目の投打同時出場。第2打席で自己最長タイの11試合連続安打となる右前打を放ち、第3打席でも左前打して今季18度目のマルチ安打もマークした。

 初回1死一塁の第1打席はマ軍の先発右腕カービーの前に投ゴロに倒れたが、3回2死の第2打席でマ軍の先発右腕カービーから右前打。4日(同5日)のフィリーズ戦から続く連続試合安打を自己最長タイの「11」に伸ばした。5回2死の第3打席でも左前打して2試合ぶり今季18度目のマルチ安打を記録した。7回2死の第4打席は左腕ブルッキーと対戦しニゴロだった。

 投げては、立ち上がりの初回、2死から四球と安打で走者を出し、暴投で二、三塁したもののラリーを一ゴロ。2回は連続三振後、安打されたが、ムーアを左飛に打ち取り、2点のリードをもらった直後の3回は3者凡退。4回は先頭のスアレスに右前打されたが、後続を抑え、5回は3者凡退に抑えた。6回は1安打されたが無失点で切り抜け、この回で降板した。

 前回登板の9日(同10日)のレッドソックス戦では「2番・投手兼DH」で先発。打っては5回に12号逆転2ランを放つなど2安打2打点、投げては7回4安打1失点で4勝目を挙げた。登板試合の決勝アーチは自身初めてで、球団ワースト記録を更新中だったチームの連敗を14で止めた。

 前日15日(同16日)のドジャース戦では「3番・DH」で9回にチーム初安打となる右翼線三塁打を放つなど4打数1安打。この日の試合前までの通算成績は、投手は10試合で4勝4敗、防御率3・64、打者は62試合で239打数62安打、打率・259、13本塁打、37打点、7盗塁となっていた。

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