楽天・マー君 まさか…NPB自己ワースト4被弾 ソフトバンク相手に5回12安打7失点でKO

[ 2022年6月17日 20:11 ]

パ・リーグ   楽天ーソフトバンク ( 2022年6月17日    ペイペイD )

<ソ・楽>初回、柳田に本塁打を打たれガックリの田中将(撮影・中村 達也)
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 楽天・田中将大投手(33)が17日のソフトバンク戦(ペイペイD)に先発。NPB自己最悪の1試合4被弾など、5回を投げ12安打7失点と振るわず、マウンドを降りた。球数は95球だった。先発同士では初めて実現したソフトバンク・千賀滉大(29)との「侍金メダル対決」は悔しい結果に終わった。

 リーグ戦が再開し、2位ソフトバンクと1.5差で迎えた首位攻防戦初戦。

 初回、難なく2死とした田中将だったが、3番・柳田にカウント2-1から143キロのスプリットをすくわれ、右翼スタンドへの8号ソロで先制を許す。さらに四球と守備の乱れから2死満塁のピンチで中村晃を迎えるが、ここは153キロのストレートで空振り三振に仕留め、追加点は許さなかった。

 打線は2回、茂木のソロ本塁打で1-1の同点に追いつく。さらに3回、浅村の適時打で2-1と勝ち越しに成功。島内にも適時二塁打が出て、3-1と田中将を援護する。

 しかし田中将はリードをもらった直後の3回、1死一、二塁から牧原大に136キロのスライダーを右翼席に運ばれる3ランを打たれ逆転を許す。さらに続くグラシアルにも2者連続となるソロ本塁打を打たれ、この日3被弾目。3-5とされる。

 田中将は5回にも1死からグラシアルに2打席連発となるソロ本塁打を浴びる。さらに中村晃、柳町と連打を許し3-7とされ、この回で降板。5勝目はお預けとなった。

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