阪神・矢野監督 逆襲へ10分間熱弁「どん底からみんなが盛り返してくれた。もう一回、チャレンジ」

[ 2022年6月17日 05:15 ]

阪神・矢野監督
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 確かな上昇気流を肌で感じている。阪神・矢野監督はリーグ戦再開前日の16日、練習前に約10分間、全選手の前で熱弁。交流戦の12勝6敗で終えた健闘をねぎらった上で、逆襲への決意を新たにした。

 「開幕のボロボロから、どん底から、ここまでみんなが盛り返してくれた。俺自身もいろんな発見もあった交流戦。もう一回、自分がやりたかった野球とか、そういうものに改めてチャレンジしていきたいという心境にしてもらえた」

 チームは最終カードだったオリックスとの「関西ダービー」を3連勝で締め、最高の雰囲気で4日間の小休止に入った。指揮官はこの日、鳴尾浜まで足を運び、2軍を視察。平田2軍監督とも情報交換し、藤浪、才木、及川ら今後の1軍戦力となるであろう投手も多い現状を確認した。

 「向こうへ行く機会がなかなか。コロナもあるしちょっと行けなかったので。休みの期間にちょっと行きたいなと。頑張っているメンバーも、うまくいってないヤツもおるし」

 過去、阪神が交流戦で勝ち越した7シーズンは全てAクラスに入っている。次の区切りとなる球宴までは33試合。「楽しみな残りゲームになるような戦いをしていきたい」。まずは借金6を返済し、上位猛追の態勢を整える。(山添 晴治)

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2022年6月17日のニュース