楽天マー君11年ぶりの大乱調…国内ワーストタイ7失点 国内最悪1試合4被弾の屈辱

[ 2022年6月17日 20:32 ]

パ・リーグ   ソフトバンク―楽天 ( 2022年6月17日    ペイペイドーム )

<ソ・楽>3回に4失点しガックリとベンチに戻る田中(撮影・岡田 丈靖)
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 楽天・田中将大投手(33)にとって、屈辱にまみれたマウンドになった。レギュラーシーズン再開初戦のソフトバンク戦に先発し、5回12安打7失点と炎上した。ヤンキース時代の17年5月14日のアストロズ戦以来、5年ぶり3度目となる自己ワーストタイの1試合4被弾で、国内では自身初めて。7失点も国内では自己ワーストタイで、11年ぶりの大乱調だった。

 初回2死走者なし。東京五輪では侍ジャパンでチームメートだった柳田に、外角低めの143キロスプリットを右手一本で右翼テラス席まで持っていかれた。今季初めて初回に失点すると、その後もらしくない投球が続く。

 3回1死一、二塁から牧原大に甘く入った136キロのスライダーを右中間席への逆転3ランを被弾。続くグラシアルにはカットボールを右翼に運ばれ、5回には再びグラシアルに2打席連続となる右越えソロを浴びた。

 4被弾と7失点という耐えがたい屈辱にマウンド上で何度も表情を歪め、悔しさを露わにした。

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