秋山 パドレス傘下3A退団「もうひともがきしたい。まだ米国で戦いたい」

[ 2022年6月17日 02:30 ]

試合後に取材に応じた秋山(撮影・杉浦大介通信員)
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 パドレス傘下3Aエルパソの秋山翔吾外野手(34)が15日(日本時間16日)、自由契約となったことを明らかにした。チームを退団し、FAとなる。

 5月1日から45日間だった同球団との契約が15日に終了。今後に関する判断を委ねられたが「(通算2632安打、同335本塁打の)カノがいるのでDHは埋まり(球団から)“外野も若い選手を使っていきたい”とはっきり言われた。今より出場機会が減るのは簡単ではない。一旦区切りをつけたい」と語った。

 米3年目の今季は開幕前に打撃不振でレッズを戦力外となった。5月にメジャー昇格を模索するためにエルパソと契約し、16試合で打率343、3本塁打、21打点と活躍したが、ナ・リーグ西地区で首位争いを繰り広げるパドレスの外野陣に“空席”はなかった。それでも「(メジャーに)上がれなかったことについてきちんと説明を受け、納得している」とパ軍に感謝した。

 今後は「短期間で結論を出す」とした上で「数日間、オファーを待ちたい。何週間待って、状況が変わるとは思えない。オファーがあったらもうひともがきしたい。まだ米国で戦いたい気持ちはある」と前を向いた。(エルパソ・杉浦大介通信員)

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2022年6月17日のニュース