巨人、今季4度目零敗で3連敗 大野雄に8回まで10三振 菅野が7回零封も今村、ビエイラ打たれる

[ 2022年6月17日 20:25 ]

セ・リーグ   巨人0―2中日 ( 2022年6月17日    バンテリンD )

<中・巨>8回、ベンチでうつむく原監督(撮影・椎名 航)
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 巨人はリーグ戦再開となった中日戦(バンテリンD)に敗れて3連敗。最大11あった貯金が4に減った。巨人の零敗は今季4度目。最下位の中日は30イニングぶりに得点し、連敗が6でストップしている。

 0―0のまま迎えた8回、この回から登板した2番手左腕・今村が2安打を浴びて1死一、三塁のピンチを招いて降板。3番手右腕・ビエイラは主砲ビシエドを空振り三振に仕留めて2死二、三塁までこぎつけたものの続く阿部に右前へ2点適時打され、これが決勝点となった。中日はこれが30イニングぶりの得点だった。

 4―2で巨人が勝利した3月25日の開幕戦(東京D)以来となる巨人・菅野&中日・大野雄のエース対決で始まった。菅野は9日の西武戦(ベルーナD)を発熱のため先発回避したため、2日のソフトバンク戦(東京D)以来、中14日でのマウンド。直球のスピードが軒並み140キロ台前半と球威がなく苦しみながらも多彩な変化球を駆使して7回まで無失点に抑えたが、打線の援護に恵まれなかった。巨人打線は8回まで大野雄に10三振を喫してわずか3安打。0―0のまま迎えた8回には2死からポランコ、増田陸の連打と代打・中田の四球で満塁としたが、菅野の代打に出た石川が3球三振に終わった。今村は今季2敗目を喫している。

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