楽天・マー君 ソフトB・千賀との“金メダル対決”へ「先制点を与えないで投げていくことが大事」

[ 2022年6月17日 05:30 ]

キャッチボールで最終調整する楽天・田中将
Photo By スポニチ

 楽天・田中将が、東京五輪で侍ジャパンのチームメートだったソフトバンク・千賀との「金メダル対決」に臨む。先発同士では初めて実現するマッチアップに「良い投手と投げ合うので、先制点を与えないで投げていくことが大事」と表情を引き締めた。

 5月10日以来の5勝目を狙う。打線の援護に恵まれない試合も多く、同17日のロッテ戦から自身4連敗中。直近3試合で計6失点と安定しているが、いずれも先制点を奪われている。今回も相手が好投手だけに、味方が援護してくれるまでいかに失点を防ぐかがカギになりそうだ。

 首位攻防戦からレギュラーシーズンの戦いが再開する。ローテーションを再編し、開幕から毎週火曜日に先発していた田中将は金曜日に。石井監督は「将大にはそこ(カード頭を)任せたい。チームとして3連戦の初戦はしっかりとした試合をしたいので」と意図を語り、期待を込める。

 チームは9カード連続で3連戦の初戦を落としている。勢いに乗るためには何としても白星が欲しい一戦。2位のソフトバンクとは1・5ゲーム差だが「どこが相手でも勝ち続けていれば、上にはいられるので」と田中将。トップの座を譲るつもりはない。(重光 晋太郎)

続きを表示

2022年6月17日のニュース