中日・京田「戦う顔していなかったら言ってください」 1カ月半ぶり1軍帰還

[ 2022年6月17日 04:45 ]

バットを使いストレッチする中日・京田(撮影・椎名 航)
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 不振のため2軍調整を続けていた中日・京田が16日、バンテリンドームでの1軍全体練習に合流した。明るい表情で現れた京田は練習前の円陣で「戦う顔をしていなかったら、皆さん、言ってください」とあいさつ。投内連係では、軽快な動きを見せた。

 約1カ月半ぶりの1軍に「よし、やるかという思い」と前日に投手転向の思いを聞かれた際の根尾の言葉を引用。続けて「気持ちの部分でしっかりやっていきたい。もう1回レギュラーというか、試合に出られるように。まずそこから」と意気込みを語った。

 今季は26試合出場で打率・157、2本塁打、7打点と不振に陥り、5月4日DeNA戦では守りのミスも出て、立浪監督から「戦う顔をしていない」と試合中に名古屋に強制送還された。2軍では右内転筋を痛めて離脱したが、今月7日ウエスタン・広島戦で実戦復帰。同15日ソフトバンク戦で2安打など調子を上げてきた。

 立浪監督は17日巨人戦から遊撃で先発起用することを示唆し「2軍から内容が良くなったという報告を受けて結果も出している。まだまだ頑張ってもらわないと」と期待した。またSNSなどで批判されることが多かったことについて「言われるのを気にする選手。選手の集中攻撃はぜひやめていただきたい」と気遣った。(中澤 智晴)

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2022年6月17日のニュース