オリ・ワゲスパックを中継ぎへ配転 上位浮上へ投手陣テコ入れ

[ 2022年6月17日 04:45 ]

オリックス・ワゲスパック
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 上位浮上へ、オリックスが投手陣のテコ入れに着手した。

 21日ソフトバンク戦(京セラドーム)から2週連続5試合の日程のため、先発のワゲスパックを中継ぎへ配置転換する。1メートル98の長身から投げ下ろす150キロ超の直球は球威があり、適性十分。加えて、2軍で調整していたビドルも1軍に合流した。17日にも登録される見込みで救援陣に厚みを加える。

 リーグ4位の救援防御率3・09は懸念の一つ。打撃不振の解消が重要事項だが、失点を最小限に抑えることは得点力不足を補うことにもつながるはずだ。

 リーグ戦再開となる、17日からの西武3連戦(ベルーナドーム)は山岡、山本、山崎福の順で回る。チームは開幕から64試合完投がなく、これは球団最長の18年81試合に次ぐ長さ。先陣を託された山岡は「どの先発投手も、いけるところまで、と思って投げている。それが完投とかになれば。自分が、できる限り長い回を投げられたら」と力を込めた。

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2022年6月17日のニュース