大谷翔平「2番・投手兼DH」でWヘッダー第1試合先発 自己ワースト3被弾、4回途中で降板 4敗目

[ 2022年6月3日 06:46 ]

ア・リーグ   エンゼルス1―6ヤンキース(第1試合) ( 2022年6月2日    ニューヨーク )

<ヤンキース・エンゼルス>初回2死、トーレスにホームランを打たれた大谷(撮影・篠原岳夫)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は2日(日本時間3日)、敵地ヤンキースタジアムでのヤンキース戦ダブルヘッダー第1試合に「2番・投手兼DH」で先発。自己ワーストタイの3本塁打を浴びるなど3回0/3、4失点で降板した。試合は1―6で敗れ、4敗目(3勝)を喫した。

 大谷は先頭打者のカーペンターに粘られた11球目を右翼ポール際にアーチをかけられた。続くジャッジに右前打を許したが、リゾを遊ゴロ併殺打に打ち取り2死としたものの4番・トーレスに右越えソロ本塁打を浴びて2失点での立ち上がりとなった。3回にはジャッジに左越えソロ本塁打され、リードを広げられた。1試合3被本塁打は21年8月25日の敵地オリオールズ戦以来、2度目で自己ワーストタイ。ジャッジとはメジャー5年目で初対戦で初被弾となった。

 4回も先頭から連打を許し無死一、二塁とされたところで降板となった。投球成績は3回0/3、8安打1四球3奪三振、4失点だった。

 大リーグ公式サイトでデータ分析を担当するデービッド・アドラー記者は自身のツイッターで「大谷の全75球中、45スイングで空振り3つ(6.7%)はトミー・ジョン手術からの復帰戦だった2020年7月26日のアスレチックス戦の0%に続く、自身2番目に悪い数字だった」と伝えた。

 登板前まで大谷の空振り率35.9%はメジャーの先発投手で3番目に高い数字だった。

 打者としては5回の第3打席で中前安打を放ち、5打数1安打2三振だった。

 前日1日(同2日)のヤンキース戦には「2番・DH」で出場予定だったが天候不良で中止となった。試合前までの通算成績は、投手は8試合で3勝3敗、防御率3・45、打者は49試合で189打数47安打、打率・249、11本塁打、32打点、7盗塁となっている。

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