日本ハム・新庄ビッグボス まさかの大大大逆転負け「負けたのは、うちの実力」 6点リード守れず痛恨黒星

[ 2022年6月3日 21:45 ]

交流戦   日本ハム7-9阪神 ( 2022年6月3日    甲子園 )

<神・日>6回2死三塁、リプレイ検証の結果が出るのをベンチから身を乗り出して待つ新庄監督(撮影・北條 貴史)
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 日本ハム・新庄剛志監督(50)が、監督として古巣・甲子園に帰還した注目の阪神戦は、7-9でまさかの逆転負けとなった。

 序盤から効果的に得点を奪った。3-1の3回には、万波の10号ソロの後に、無死満塁から上川畑が初球スクイズに成功。さらに1死満塁では宇佐見のヒットエンドランも決まるなど、3回までに7-1と6点差をつける余裕の展開だった。

 だが、阪神も黙っていない。4、5、6回と反撃され、2点差の8回には大山にこの日3本目の本塁打を許して、ついに1点差に詰め寄られた。その後1死満塁となり、3番手の堀が代打・山本に同点適時打を浴び、続く島田に押し出し四球を与えて逆転を許した。さらに4番手の玉井も近本に適時打を浴びて、この回4点を奪われた。

 9回には1死一、二塁の好機をつくり、一発出れば逆転の場面を迎えるが、頼みの清宮が見逃し三振に倒れて万事休す。

 古巣甲子園でビッグボスの凱旋を飾るはずが、まさかの大逆転負け。先発野手が全員安打となる14安打を放つなど甲子園を沸かせたが、最後は力尽きた。

 新庄監督は第一声で「ふ~」と大きな一息をつき、「負けたのは、うちの実力なんだけど、まあ、きょう来てくれたファンの皆には、面白いゲームだったんじゃないかな。その意味では、10年間育てられた球場で良い試合はできたと思いますよ」と話した。

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