阪神　陰のヒーローも笑顔、笑顔　山本「次につなぐ」島田「ヤスさんの渋い一打」

交流戦   阪神9ー7日本ハム （ 2022年6月3日    甲子園 ）

＜神・日＞お立ち台で笑顔の（左から）大山、島田、山本（代表撮影）
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　阪神は日本ハム戦で1―7から大逆転勝利を収めた。ヒーローがこの日3本塁打を放った大山なら、陰の立役者は代打でタイムリーを放った山本と、勝ち越しの押し出し四球を粘り取った島田だろう。

　6―7の8回1死満塁から投手・渡辺の代打で出た山本が、堀の3球目を右前にはじき返し、同点適時打をマーク。続く島田もフルカウントから押し出し四球を勝ち取り、勝ち越しに成功した。

　山本は「絶好球だったので、なんとか、満塁でしたし、次につなぐという気持ちで。最近打ててなかったので、なんとかここでヒットを打って、いい流れを自分の中でも作りたいなと思っていきました」と笑顔で振り返った。

　島田も「ヤスさん（山本）が渋い一打を打ってくれたので、なんとか、みんながつないできたものを、僕もつなぐんだっていう気持ちで打席に立ちました。（最後はフルカウントだが）もう気合いです。本当に気合いで見逃しました」と胸を張った。