西武・隅田　投手・ガンケルに痛打　辻監督「野手と思って投げろ」も…

交流戦   西武1―6阪神 （ 2022年6月2日    甲子園 ）

＜神・西＞4回、ガンケルに先制の適時二塁打を打たれた隅田（撮影・成瀬　徹）
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　西武・隅田は自己ワースト12被安打のうち、10本が直球を打たれた。中でも4回2死二塁でガンケルに先制の右中間二塁打を許した場面を、辻監督は「キーポイント。“野手と思って投げろ”と言っている。そんなことじゃ食っていけない」と指摘。6種類の変化球を持つドラフト1位左腕が直球を3球続け、しかもバットの出やすい外角寄りにいった。

　ガンケルには2回にも直球を右前に運ばれていた。2本目は2死からでもあり「もったいなかった」と指揮官。直後に味方の失策も絡み計3失点した。5回限りで降板して6連敗。プロ初登板初勝利して以降、9試合勝ち星がない。新人左腕は「ピッチングを見直さなければいけない」と猛省した。（神田　佑）