巨人・菅野 8回零封で両リーグトップ6勝目 5年ぶりのソフトバンク戦勝利

[ 2022年6月3日 05:30 ]

交流戦   巨人3―0ソフトバンク ( 2022年6月2日    東京D )

<巨・ソ>巨人先発の菅野は8回零封(撮影・久冨木 修)      
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 巨人の菅野と言えばスライダー。ソフトバンク打線は、そんなイメージを持っているに違いない。菅野は、それを逆手に取った。

 20年の日本シリーズ第1戦で敗れて以来の対戦。「スライダーをマークしていると思いますし、近めのストレート系の球を使っていかなきゃいけないなと思っていた」。3月25日の中日との開幕戦以来の小林とのコンビで8回5安打無失点。両リーグ単独トップの6勝目に「(小林)誠司もうまく引き出してくれた」と感謝した。

 序盤に内角を突いた効果は、ピンチで生きた。4番グラシアルには17年WBC、19年日本シリーズでともにスライダー勝負で一発を浴びた。6回1死一塁は遊ゴロ併殺。8回2死一、二塁では二ゴロ。外角にカットボールを投じてリベンジした。自身のソフトバンク戦勝利は17年以来5年ぶりだった。

 歓喜のお立ち台。「明日(3日)、戸郷が“絶対に佐々木朗希君に負けない”と言っていたので、応援してあげてください」とエースらしく援護を呼びかけた。(川島 毅洋)

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