慶大・前田Jr「低め」意識で4回零封 父・智徳氏からは試合前に助言

[ 2022年6月3日 05:30 ]

東京六大学野球・フレッシュトーナメント3、4位決定戦   慶大4―0早大 ( 2022年6月2日    神宮 )

<早大・慶大>力投する前田晃(撮影・木村 揚輔)
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 慶大の前田晃は4回を1安打無失点と好投した。大きく振りかぶるフォームから繰り出す最速135キロの直球に、100キロ台のカーブで緩急をつけて3三振を奪い「試合をつくることが一番大切なこと。“低めに低めに”と思っていた」と、笑顔を見せた。

 神宮デビューだった5月30日の法大戦では2回2/3を無失点。父・智徳氏とはメールで連絡を取り「ケガ(昨年6月に右膝を負傷)のことも考えてしっかりと重心を落として80%の力でやるように」と助言を授かっていた。

 バックネット裏で見守った堀井哲也監督は、リーグ戦デビューを目指す右腕を「変化球の制球力が高く総合力がある。うまく試合をつくってくれた」とねぎらった。

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2022年6月3日のニュース