巨人、佐々木朗希に初黒星つけた! 今季最多タイ10得点15安打爆発&球団49年ぶり1試合6盗塁

[ 2022年6月3日 21:19 ]

交流戦   巨人10ー3ロッテ ( 2022年6月3日    東京D )

<巨・ロ>3回、2ランを放った岡本和(撮影・河野 光希)
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 巨人は3日、ロッテと本拠地・東京ドームで対戦し、相手先発の佐々木朗希投手(20)を攻略して10―3で2連勝となった。

 打線は初回に2三振を奪われたものの、2番・ウォーカーが左翼線二塁打を放ち、早々にチーム初安打を記録。2回には先頭・ポランコが右翼フェンス直撃の三塁打を放つと、続く増田陸が右中間を破る二塁打で防御率1点台の右腕から先制点を奪った。

 さらに3回には主砲・岡本和が高く浮いたフォークを完璧に捉え、単独キングとなる16号2ラン。オープン戦で満塁本塁打を放っていた男が、ここまで被本塁打0の佐々木朗にシーズンでも初の本塁打を浴びせた。

 4回には丸の適時打、5回にはポランコが左翼フェンス直撃の二塁打で5点目を奪うなど、5回で7安打5得点。8安打中長打が5本と自慢の打力で粉砕。さらに佐々木朗―松川バッテリーから3盗塁と足でも揺さぶりをかけで、佐々木朗に今シーズン初黒星をつけた。

 打線は2点差と迫られた8回、4番手・広畑に対して1死二塁から4連打を含む6安打を集めて5点を奪い勝負を決めた。4月12日のDeNA戦(那覇)以来、今季最多タイの10得点15安打と爆発した。また、佐々木朗―松川バッテリーから3盗塁、8回に4番手・広畑―佐藤バッテリーから3盗塁を決めて球団49年ぶりとなる1試合6盗塁も記録した。

 投げては先発の戸郷が“有言実行”の投球で6勝目(3敗)を挙げた。前日にエース菅野がお立ち台で「明日(3日)、戸郷が“絶対に佐々木朗希君に負けない”と言っていたので、応援してあげてください」とファンへお願いしていた。“令和の怪物”と初めての投げ合いで、低めを丁寧に突く投球で7回5奪三振無失点とロッテ打線を封じた。

 8回にデラロサが2死から二塁打、四球と走者を許すとレアードに3ラン本塁打を浴びて2点差と迫られて降板。後を任された高梨、9回を平内が無失点に抑えた。

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2022年6月3日のニュース