ロッテ朗希 史上最速タイ10試合目100三振到達も…「見ての通りです」初の巨人戦は自己最悪5失点KO

[ 2022年6月3日 20:03 ]

交流戦   ロッテ─巨人 ( 2022年6月3日    東京D )

<巨・ロ>4回、中山(右)を一ゴロに打ち取るも一塁ベスカバーに入り落球する佐々木朗(撮影・久冨木 修)     
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 ロッテ・佐々木朗希投手(20)が3日の巨人戦(東京ドーム)に先発したが、5回を投げ、8安打を浴びて自己ワーストの5失点(自責4)で降板。6勝目はならなかった。

 直球がシュート回転し、フォークボールも高めに浮くなど、本来の姿を見せられなかった。2回、ポランコに右翼フェンス直撃の三塁打を打たれると、続く増田陸に161キロ直球を右中間二塁打され、先制を許してしまう。3回には先頭のウォーカーの中前打を許すと、1死二塁から迎えた岡本和にカウント2ボールからの3球目、高めに浮いたフォークボールを右中間席へ運ばれた。今季64イニング目で打たれた初めての一発だった。4回には自らの失策から走者を出し、2死二塁から、丸に右前打され4点目。5回にはポランコに左越え適時二塁打されるなど、巨人打線につかまった。

 それでもこの試合最後のイニングとなった5回1死から増田陸を空振り三振に仕留め、この試合6個目の三振を奪い、両リーグ最速で100三振に到達。シーズン10試合目で100奪三振に到達するのは、セ、パ両リーグ史上最速タイで、1990年の野茂英雄(近鉄)、2017年の則本昂大(楽天)らに並んだ。

  ▼佐々木朗希(5回8安打5失点)見ての通りです。自分のミスもありましたし、チームの足を引っ張ってしまい申し訳ないです。

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