ロッテ朗希 自己ワースト5失点KO「チームの足を…申し訳ない」岡本和に今季公式戦初被弾、5長打浴びる

[ 2022年6月3日 19:46 ]

交流戦   ロッテ─巨人 ( 2022年6月3日    東京D )

<巨・ロ>3回、岡本和に2ランを浴びた先発の佐々木朗(撮影・河野 光希)
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 ロッテ・佐々木朗希投手(20)が3日の巨人戦(東京ドーム)に先発したが、5回を投げ、8安打を浴びて自己ワーストの5失点(自責4)で降板。6勝目はならなかった。

 「見ての通りです。自分のミスもありましたし、チームの足を引っ張ってしまい申し訳ないです」

 初回1死二塁では、吉川、岡本和を連続三振に斬ってピンチを脱したが、2回、ポランコの右翼フェンス直撃の三塁打を打たれると、続く増田陸に161キロ直球を右中間二塁打され、先制を許してしまう。

 直球がシュート回転し、フォークボールも高めに浮くなど、本来の姿を見せられない状況で、3回には先頭のウォーカーの中前打を許すと、1死二塁から迎えた岡本和にカウント2ボールからの3球目、高めに浮いたフォークボールを右中間席へ運ばれた。今季64イニング目で打たれた初めての一発だった。4回には自らの失策から走者を出し、2死二塁から、丸に右前打され4点目。5回にはポランコに左越え適時二塁打されるなど、巨人打線につかまった。最速は162キロをマークし、5回に増田陸からこの試合6つ目となる三振を空振りで奪い、今季通算100三振到達も、表情は厳しかった。投球数は89球で、8安打のうち5本が長打だった。

 公式戦で巨人との対戦は初めてだが、3月18日のオープン戦では、同じ東京ドームで4回2/3を投げて5安打5失点(自責4)だった。最速は163キロをマークしながら、巨人の4番、岡本和にはシュート回転した直球をバックスクリーン右へ運ばれる満塁弾を打たれた。前日には「チームが勝てるように、自分ができることを精いっぱい頑張りたい」と雪辱を期したマウンドで、再び打ち込まれてしまった。

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