ロッテ朗希は今季初黒星に「チームの足を引っ張った」 失策に3盗塁許すなど課題残した

[ 2022年6月3日 21:19 ]

交流戦   ロッテ3─10巨人 ( 2022年6月3日    東京D )

<巨・ロ>5回を投げ終え、ベンチの中でタオルを顔にやる先発の佐々木朗(撮影・河野 光希)
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 ロッテ・佐々木朗希投手(20)が3日の巨人戦(東京ドーム)に先発したが、5回を投げ、8安打を浴びて自己ワーストの5失点(自責4)で今季初黒星を喫した。

 直球がシュート回転し、フォークボールも高めに浮くなど、本来の姿を見せられなかった。3回1死二塁から迎えた岡本和にはカウント2ボールからの3球目、高めに浮いたフォークボールを右中間席へ運ばれた。今季64イニング目で打たれた初めての一発だった。4回には自らの失策から走者を出し、2死二塁から、丸に右前打され4点目。5回にはポランコに左越え適時二塁打されるなど、巨人打線につかまった。

 公式戦ではプロ初めての巨人戦。3盗塁を決められるなど、松川虎生捕手とのバッテリーにも隙があった。佐々木朗は降板後に「見ての通りです。自分のミスもありましたし、チームの足を引っ張ってしまい申し訳ないです」と話した。相手の研究が進む中、投手とっての総合力を高める必要があることを知る一戦ともなった。

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