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エンゼルス・大谷 通算100本塁打!ルースより早い!打者出場444試合目、日本人最速

[ 2022年5月16日 02:36 ]

ア・リーグ   エンゼルス9ー1アスレチックス ( 2022年5月14日    オークランド )

<アスレチックス・エンゼルス>ダブルヘッダーの第2試合。5回、メジャー通算100号となる今季7号・2ランを放つ大谷(撮影・光山 貴大)
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 またもOHTANIが新たな歴史を刻んだ。エンゼルスの大谷翔平投手(27)が14日(日本時間15日)、アスレチックスとのダブルヘッダー第2試合の5回、左中間へ7号2ラン。メジャー5年目にして通算100本塁打に到達した。打者出場444試合での大台は、松井秀喜(ヤンキース)の636試合を大幅に更新する日本選手最速での達成。「100号&250奪三振」は元祖二刀流のベーブ・ルース以来、MLB史上2人目の快挙となった。

 ゴジラよりも192試合早かった。444試合目。日本選手最速の100号到達に、大谷は言葉を選びながらも喜びをにじませた。

 「それはうれしいですね。大きい数字だと思うので、励みにしたいなと思います。もっともっといい数字を残せるように頑張りたいなと思います」

 ダブルヘッダー第2試合の5回無死二塁。初球、真ん中のシンカーを逆らわずにはじき返した。22度の低い角度で、今季の本塁打では最速の110・1マイル(約177・2キロ)の弾丸ライナー。左中間フェンスを越えた完璧な一撃。5日ぶりの今季7号2ランで大台に乗せた。

 日米通算507発の松井秀喜が33歳、メジャー636試合目で到達した大台に、27歳の若さで乗せた。大谷は「少しタイプ的に僕より率も高いですし、総合的に(能力の)高いバッターの方かなと思う。目標にずっとしてきましたし、そういう選手像の中で、なおかつホームランを多く打っているというのが自分の中の理想」と自身のメジャー通算打率・263を上回る通算打率・282の先輩を称えた。

 投手として通算268奪三振の大谷。また、レジェンドと肩を並べる偉業になった。「100本塁打&250奪三振」は通算488奪三振、714本塁打のベーブ・ルースと2人のみ。「手術とかありましたけどここまで来られて良かった。体調管理しながらもっともっといい数字を求めながら頑張りたい」。右肘手術を乗り越え二刀流で完全復活し、ルースと比較される現状は感慨深い。くしくもルースの100号も、1920年9月24日のセネタースとのダブルヘッダー第2試合。通算529試合目で、大谷の方が85試合早い。

 日本ハム時代は8・4試合に1本ペースで48本塁打。メジャーでははるかに早い4・4試合に1本の割合で本塁打を量産し、日米通算150号にあと2本とした。本塁打は4本連続で逆方向。「徐々に良くはなっていると思う。ただ少しゾーンが広がっているかなという感覚がある。もう少しいいスイングができる球を我慢できればと思っている」。この日も2安打した第1試合の後、無人のグラウンドで水原一平通訳とキャッチボールに励んだ。二刀流を継続しつつ、日本選手初の200、300号へ。大谷の100号にはそれだけの価値がある。(笹田 幸嗣通信員)

 ≪18球場、17球団から本塁打をマーク≫大谷がメジャー通算100本塁打に到達。オークランド・コロシアムは18年3月29日にメジャーデビューを飾り初安打をマーク、さらに同4月1日には初勝利を挙げた思い出の球場。球団別ではレンジャーズの13本塁打に次いでマリナーズと並ぶ11本塁打と好相性だ。大谷がメジャーで本塁打を放ったのはこれで89人目の投手。18球場で本塁打をマークし、球団では17球団から本塁打を放っている。大谷の本塁打でメジャー未経験なのは「サヨナラ本塁打」「9番での本塁打」「延長戦の本塁打」など。打席に立って本塁打がないのはレッズ、ナショナルズ戦など7球団で、エ軍以外では未対戦球団が5つある。

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