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ビッグボスに3タテくらったソフトB・藤本監督「甲斐も精彩がなかった」 重盗にスクイズ…やられ放題

[ 2022年5月16日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2-10日本ハム ( 2022年5月15日    札幌D )

<日・ソ>3連敗したソフトバンク(撮影・高橋茂夫)
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 ソフトバンクは15日、日本ハム2―10で敗れ今季初の同一カード3連敗を喫した。重盗やスクイズなど敵将・新庄ビッグボスの采配にかきまわされた。甲斐拓也捕手(29)の“サインミス”もあり、先発の石川柊太投手(30)が6安打5四死球で7失点し4回途中KO。自責点7は自己ワーストタイとなった。札幌ドームでのカード3連敗は、2018年以来4年ぶり。首位楽天とのゲーム差は4に開いた。

 北の大地でビッグボスに完敗した3連戦だった。打線は3試合27イニングでわずか2得点。頼みの先発、石川は3回1/3を今季ワースト7失点(自責7は自己ワーストタイ)KO。札幌ドームでの3連戦3連敗は18年7月以来、4年ぶりの屈辱だ。藤本監督は精彩を欠いたバッテリーに嘆き節を続けた。

 「あれだけストライク、ボールがはっきりしていたらね。日本ハムの若い選手はファーストストライクを振ってくるので、ああいう形になってしまう」

 柳田の先制2ランで24イニングぶりに得点し、援護を受けた2―0の2回。石川が2四球を与え2死一、二塁とされると、松本剛に適時打を許し1点差。なお2死一、三塁から日本ハムの重盗に対し、甲斐は「二塁送球」のサインを自ら出しながらも、投手に送球。石川が慌ててよけるのも無理はない。痛恨のサインミス。あっさり同点とされた。

 指揮官の怒りの矛先も、石川から甲斐に代わった。「1点で済むところで無駄な1点取られているわけやから。ちょっと甲斐も精彩がなかった」。3回も失点を重ね、4回は無死一、三塁からセーフティースクイズを決められ、5点目を献上。右腕は「申し訳ない気持ちしかありません」と肩を落とした。石川降板後の2死一、二塁から再び重盗を許すなど、新庄監督の策に翻弄(ほんろう)され続けた。

 甲斐は打撃も精彩を欠いた。2回1死二、三塁で、ボール球2球を空振りして追い込まれ、最後は甘い直球を見逃し三振。5回の打席では代打・海野が送られた。

 「野球には流れがある。ミスが出たら向こうに流れが行ってしまう。ミスは付きものだけど、(対策)できないミスと(対策)できるミスがある。今日は完全な無駄なミス」

 今カードは7連勝で迎え、千賀、大関、石川と好調の3人を先発に立てた。ふたを開ければ最下位相手にまさかの全敗。首位楽天とのゲーム差は4に広がった。それでも藤本監督は「しっかり切り替えてやるしかないので」と前を向いてバスに乗り込んだ。 (福井 亮太)

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