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エンゼルス 守備の名手ベラスケスが打撃でも好調 理由は自身を9番とは考えないこと

[ 2022年5月16日 09:23 ]

ア・リーグ   エンゼルス3ー1アスレチックス ( 2022年5月15日    オークランド )

アスレチックス戦で堅実な守備をみせたベラスケス遊撃手(AP)
Photo By AP

 オレンジカウンティレジスター紙のジェフ・フレッチャー記者が、15日(日本時間16日)、前日まで6試合で7安打と打撃でも好調なエンゼルスの9番打者アンドルー・ベラスケス遊撃手を取り上げている。

 ベラスケスは良くなった理由について、9番打者とは考えないことだと説明する。「9番だと考えると、どこか閉じこもって打席で小心になってしまう。ボールの内側をとか、技術的なことにこだわり過ぎて強く打てない。それは自分らしくない。打席に立てば強く叩く、そうすればアスリートとして自由になれる」と言う。

 スイッチヒッターのベラスケスは5月5日以降、打率・276、それ以前は・137。平均の打球速度も約5・4キロ速くなった。ジョー・マドン監督は「背は高くないが、体は強靭。ホームランを打っても驚かない。みんなが思っている以上に打てる。あとはストライクゾーン。高いボールやワンバウンドを振って投手を助けないこと。自分のストライクゾーンを確立できればとてもよくなる」と期待する。

 とはいえフレッチャー記者はベラスケスは打てなくても守備でゲームを変える存在だと書く。エンゼルスはどの打者に対しても、ベラスケスを二塁ベースを境に引っ張る側に配置、価値を最大限に生かしている。守備防御点「5点」はMLBの遊撃手で2位(1位はアストロズのペーニャで6点)。今季ここまで平均的野手に比べて「5点」多く失点を防いだことになる。

 なお15日の試合でも9回に二塁打を放ち勝利に貢献、試合後のインタビューに呼ばれた。「好守連発で、投手陣から「ありがとう」のカードが一杯届いているのでは」と聞かれると、ベラスケスは「年末には贈り物がもらえるかな」と笑った後、「今は自分の仕事をするだけ。ゴロに備える。可能な限り投手を助けたい」と頼もしかった。

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