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上原獲得で名を上げた元レッドソックスGM 自分の手柄ではなかったと認める

[ 2022年5月16日 06:13 ]

 パイレーツのベン・チェリントンGMが米データサイト「ファングラフス」のインタビューで、2012年12月、レッドソックスでの上原浩治獲得の舞台裏を明かした。

 上原はレ軍のために、公式戦で79セーブ、ポストシーズンで7セーブをあげ、とりわけ13年の世界一に大きく貢献。上原獲得は、チェリントンの4年間のレ軍GM時代の最大の手柄の一つと見なされている。

 しかしながら本人はこのインタビューで「浩治の契約は私の部下が主張して起こったこと」と自分の手柄ではないと認めた。「私が彼を評価していなかったわけではない。ただあの時点では他に投手がいたんだ」と説明する。

 11年、12年とパイレーツでオールスターに出ていたハンラハンをオフにトレードで獲得、彼が最後を固めてくれるものと期待していた。さらにその1年前にもアスレチックスからトレードでベイリーを獲得していた。それでも部下たちが強く主張したので契約したという。「結果的に浩治獲得が私の一連のトレードの失敗を埋め合わせてくれることになった」。13年ハンラハンは9試合に投げただけで肘を痛めた。ついでクローザーになったベイリーも右肩関節唇の手術で離脱した。上原は6月下旬と、シーズン半ばからクローザーになっている。「あの一連の決断を振り返ると、ブルペン投手はわからないとか、活躍を予測しづらいでは済ませられない。それでは責任逃れだ。私はそこから学ばねばならなかった」と言う。

 チェリントンは20年シーズンからパイレーツGMに就任、若手に切り替え再建を推し進めているが、同時にベテランの存在も必要と筒香嘉智を獲得している。

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