落合博満氏「ぶん殴られるのは承知」 恩師・山内一弘氏に「もう指導するのはやめてください」

[ 2022年5月16日 18:15 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が16日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。ロッテ時代の監督・山内一弘氏の打撃理論について語った。

 山内氏の打撃理論が最初は理解できなかったという落合氏。「“バットは手で持っているんだよ”って。手の使い方っていうのを、あの人は簡単にやっちゃうんだわ。それをやっても“いやそれは違うぞ”って何回も言われたけどね。それでやってたら打球が飛ばなくなって、ぶん殴られるのは承知で“もう指導するのはやめてください”って言いに行ってね」と振り返った。

 それでも不仲にはならなかったといい「オフになると“サイン会に行くからから付き合え”とかね“一緒に飯食うぞ”とか。普通だったら、そうやって言った選手ってのは鼻にも引っ掛けないような感じになるじゃない。でもそういうアレじゃなかったよ」と山内さんとの良い師弟関係も明かした。

 最後に「本当にあの人が教えてくれたの4年5年経ってからだもん、自分で実践してたのが。あぁ、こういうことが言いたかったんだなっていうのが分かり始めて。だからそれが自分の中のバッティングで勉強した一番の部分じゃないのかな」と語った。

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