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“幻のカード”宮崎商VS智弁和歌山が実現 昨夏甲子園コロナ禍でかなわなかった一戦

[ 2022年5月16日 05:30 ]

<宮崎商・智弁和歌山>試合後に記念撮影する宮崎商、智弁和歌山ナイン
Photo By スポニチ

 宮崎市で15日、高校野球の招待試合が行われた。昨夏甲子園でコロナ禍により宮崎商が辞退したために“幻のカード”になった宮崎商と智弁和歌山の対戦が実現。宮崎商は0―5で敗れたが、聖地でかなわなかった対戦で、はつらつとプレー。両校は夏へ向けて健闘を誓い合った。

 約9カ月のブランクを経て宮崎で待望の対決が実現した。0―5で敗れはしたが、宮崎商の橋口光朗監督の表情は、感謝の思いがあふれていた。「感激したというか。あのユニホームと試合をしたかったのがあったので。こういった形ですけど、対戦できてうれしく思います」と感慨深げだった。

 昨夏甲子園の2回戦で対戦予定だったが、複数の新型コロナウイルス陽性者が出た宮崎商が出場を辞退。聖地での対戦はかなわなかった。前チームのメンバーらもスタンドから見守る中、橋口監督は「勝ちにいこう」と鼓舞したという。

 先発した井上結心(ゆうしん)が6回1/3、3失点と力投。2番手以降の投手も粘ったが、3本のソロ本塁打を浴びた。打撃陣は3安打。4番の長友稜太主将(3年)は3打数無安打で「打撃力、守備力とか自分たちの野球より(智弁和歌山は)全国レベルで優れていた。自分たちには力が足りないと思った」と夏に向けた課題を挙げた。

 両チームの前主将だった宮崎商の中村碧人と智弁和歌山の宮坂厚希は、今年から東都大学野球の国学院大でチームメートになる縁に恵まれた。橋口監督は「つながりとか、人との関わりはこの子たちも大事にしていってほしいですね」と願った。

 夏の県大会を両チームともに制すれば、甲子園で対戦する可能性がある。橋口監督は「そうなったら一番最高なストーリーです」と目を輝かせた。(杉浦 友樹)

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