巨人・大勢わずか7球7戦7セーブ 次なる目標は大野豊 シーズン初登板からの最多記録「12戦連続S」

[ 2022年4月6日 22:15 ]

セ・リーグ   巨人2―1広島 ( 2022年4月6日    マツダ )

<広・巨2>7セーブ目を挙げガッツポーズする大勢 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人のドラフト1位ルーキー右腕、大勢(本名:翁田大勢)投手(22=関西国際大)が広島戦(マツダ)2―1の9回に登板。わずか7球で7連続セーブをマークした。

 大勢はこれで7戦7セーブ。新人のセーブ記録は15年山崎康(DeNA)と昨年栗林(広島)の37だが、巨人では78年角三男の7に並ぶ44年ぶりの新人最多記録になった。また、プロ初登板からの7試合連続セーブは86年サンチェ(巨人)の5試合を上回り、すでに歴代最多。プロ初登板からではなく、シーズン初登板からの連続セーブ記録は93年大野豊(広島)の12試合が最多で、球団記録は前記の角が6年目の83年にマークした9試合となっており、次はこれが目標になる。

 ▽角 盈男 三菱重工三原から76年ドラフト3位で巨人に指名を受け、翌77年秋に入団(当時の名前は三男)。78年は先発6試合を含む60試合に登板し、5勝7敗7セーブ、防御率2・87で新人王を獲得した。81年には28セーブポイントを挙げ、最優秀救援投手を受賞。その後は鹿取、サンチェとの勝利の方程式を確立した。89年途中に日本ハム、92年にヤクルトに移籍し、同年限りで現役を引退した。通算成績は618試合で38勝60敗99セーブ、防御率3・06。巨人で挙げた93セーブはクルーンと並ぶ球団最多で、517試合登板は球団史上3位。

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