巨人・中田翔 届かなかった魂のヘッスラが逆転勝利呼ぶ!「超超ナイスファイト!」「スイッチ入った」

[ 2022年4月6日 22:47 ]

セ・リーグ   巨人2―1広島 ( 2022年4月6日    マツダ )

<広・巨2>7回1死一塁、丸の右中間二塁打で一塁走者の中田が本塁を突くもタッチアウト(捕手・会沢) (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 首位の巨人は敵地での広島戦(マツダ)で吉川尚輝内野手(27)が1点を追う8回に今季1号となる2ラン。見事な逆転勝利を飾り2位・広島を突き放し首位をがっちりキープした。先発メルセデスが7回105球1失点で今季2勝目。ルーキー守護神の大勢がわずか7球で締め、自身の持つプロ野球記録を更新する初登板から7試合連続セーブを挙げた。

 6回まで相手先発の床田を攻めあぐね、わずか1安打と沈黙していた巨人打線に火をつけたのは中田だった。7回先頭の岡本和が三振に倒れた後に中田がチーム2本目となる左前打で出塁。すると続く丸が右中間を破るこの日初めての連打。中田は一塁から一気に三塁を駆け抜けホームにヘッドスライディングを試みた。相手中継返球も良く際どいクロスプレーとなったが、判定はアウト。ベンチから原監督がすぐに飛び出しリクエストを要求。しかしリプレー検証の結果、判定は覆らず同点に追いつくことはできなかった。だが、次の8回に吉川の逆転2ランが飛び出し、9回はルーキー守護神がわずか7球で1点を守り切り、連勝が止まった仕切り直しの一戦を見事な逆転劇で勝利した。

 中田の気迫あふれるヘッドスライディングにネット上では「超超ナイスファイト!」「同点にはならなかったけど意味はある!」「中田翔の激走のアウトが結果的にチームにスイッチが入った感じの逆転劇」「ナイスランだが腰が心配」「菊のレーザーも凄かった」など多くの反響を呼んでした。

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月6日のニュース